リーダーシップの3要素
リーダーシップに大切なことは何かと聞かれれば順不同ですが、
一つ目に挙げられるのが担当領域の知識・スキルです。とはいっても社会人生活すべて同じ分野とは限りません。例えば人事から営業に異動、またはその逆のケースもあるでしょう。その場合まったく畑違いの部署へ異動してすぐには習得できませんので、先ずは業績を上げるためにはどのようなスキル・知識が必要かを知ることです。例えば営業の管理監督職に着任した時に、当ブログにあるような営業力をロジカルに考え属する会社部署では営業力のどの部分を磨き共有していけばよいのかがわからないと実務的な指導ができません。雰囲気の盛り上げや机上の空論の展開では信頼されません。よく畑違いから異動してきたことを劣等感に思う人は先ずここから体得していくと良いでしょう。
二つ目は、考えです。マインドという人もいるでしょう。仕事に対して、人生に対して、失敗に対して、トラブルに対してなど様々な場面で、片目では他者の気持ちに寄り添い一時的に全力で共感することはあっても、片目では感情的にならず、冷静に論理的な思考をもった言動をします。ここではできることが少なくても、自分はどうしたいのかという気持ちを持つことが重要でその目的目標を具現化するためにはどのように考えると、自分のやること、人にやってもらうことなど各論にまで考えが及ぶようになります。
三つ目は心です。これをハートという人もいます具体的には。ヒトモノカネ情報に対する熱量や気持ち、配慮、気遣い、心構え、心の強さ、暖かさ。個人的には仕事からは慣れれば情や心を優先することがあっても良いと思います。そこに個々の人間性が現れ、時には信頼されるボスがいる組織は普段では考えられないパワーが発揮され業績に結び付くことがあり、またその成功体験が組織を強くすることもあります。
つまりマネジメントの重要はスキル知識、マインドとハートの3つであると言えます。
次はロールプレイングについて書いていきます。人材お活かすロープレと潰すロープレについてです